イベントやライブ、スポーツ観戦、店舗への来店などをきっかけに、商品やブランドを知ってもらうことはできます。

しかし、その場では盛り上がっても、

「イベントが終わると接点がなくなってしまう」
「SNSをフォローしてもらった後の施策が続かない」
「グッズを一度購入してもらって終わってしまう」

といった課題を感じることもあるのではないでしょうか。

そこで重要になるのが、ファンとの接点を一度きりで終わらせず、継続的な関係につなげていく「ファンマーケティング」という考え方です。

今回は、ファンマーケティングの基本から、オンラインくじを活用してファンとの新しい接点をつくる方法まで、わかりやすく解説します。

ファンマーケティングとは?

ファンマーケティングとは、商品やブランド、アーティスト、スポーツチーム、キャラクターなどに愛着を持つファンとの関係を大切にしながら、継続的な接点をつくっていくマーケティングの考え方です。

ファンマーケティングで大切なのは、一度商品を買ってもらうことだけではなく、その後もブランドやコンテンツと接点を持てる機会をつくることです。

一般的な販売では、「商品を知る → 購入する」というところに注目しがちです。
一方、ファンマーケティングでは購入だけをゴールにするのではなく、その後も情報を見たり、イベントに参加したり、グッズを購入したりと、さまざまな形で接点が続いていくことを考えます。

たとえばアーティストなら、楽曲を聴くことだけがファンとの接点ではありません。ライブへの参加、SNSの閲覧、限定グッズの購入など、一人のファンとの間に複数の接点があります。
スポーツチームやキャラクター、ブランドなどでも基本的な考え方は同じです。

なぜ「継続的な接点」が重要なの?

イベントやキャンペーンには開催期間があります。

ライブやスポーツの試合も、その日のイベントが終了すればリアルな接点はいったん終了します。
店舗の場合も同様です。来店して商品を購入した後、次に来店するまで接点がなくなることがあります。

あにばん

イベントでは盛り上がったけれど、その後ファンと接点をつくれていない……

こうした「接点が途切れる期間」に、オンライン上でも楽しめるコンテンツがあれば、次の商品やイベントまでの間にもファンと接点をつくることができます。
SNS、動画、オンラインイベント、会員向けコンテンツなど、方法はさまざまです。

その選択肢のひとつとして考えられるのが「オンラインくじ」です。

オンラインくじをファンマーケティングに活用する方法

オンラインくじは、スマートフォンなどから参加し、ランダムに商品や特典を楽しめる販売方法です。

ファングッズはオンラインくじと相性のよいジャンルのひとつです。アクリルスタンドや缶バッジなどのオリジナルグッズを景品にすることで、通常のグッズ販売とは違った「何が当たるかわからない」楽しみ方を加えることができます。
オンライン上で参加できるため、リアルなイベントや店舗とは異なる接点をつくれることも特徴です。

たとえばライブ会場では、会場内に設置したQRコードからオンラインくじへ案内し、ライブやアーティストに関連したグッズを販売するといった活用ができます。
会場での体験をきっかけにオンライン上でも楽しめる企画へつなげることで、ファンとの新しい接点をつくることができます。

オンラインくじを単独の販売施策として考えるのではなく、イベント・SNS・店舗・グッズ販売など、すでにあるファンとの接点につなげて考えることがポイントです。

ファン向けオンラインくじでは何を企画する?

オンラインくじをファンマーケティングに取り入れる場合、「くじを販売すること」自体を目的にするのではなく、ファンが参加したくなる企画を考える必要があります。

限定グッズを組み合わせる

アクリルスタンドや缶バッジなど、ファン向けのオリジナルグッズをラインナップに組み込む方法です。

通常販売とは異なるデザインや限定アイテムを企画することで、オンラインくじならではの楽しみ方をつくれます。

実際に櫻坂46の「5th YEAR ANNIVERSARY LIVE オンラインくじ」では、メンバー直筆サイン入りアイテムや、くじ限定カラーのグッズなどをラインナップ。オンラインくじでしか手に入らないアイテムを用意することで、通常のグッズ販売とは異なる楽しみ方をつくっています。

出典:櫻坂46 5th YEAR ANNIVERSARY LIVE オンラインくじ受付開始のお知らせ

イベントと連動させる

ライブやスポーツの試合、展示会などとオンラインくじを組み合わせる方法です。

実際にDA PUMPのライブツアーでは、会場内のポスターに掲載されたQRコードから参加できる、ファンクラブ会員限定のオンラインくじを実施。終演後のメンバーとの記念撮影やサイン入りトレカなど、ライブ当日だからこそ楽しめる賞品が用意されました。
このように、会場でQRコードを見つけてもらい、その場でオンライン企画へつなげることで、リアルイベントの体験をさらに広げることができます。

出典:avex portal「ファンクラブ会員限定「LIVE DA PUMP 2025 BACK 2 DA UNITY」会場限定オンラインくじ実施決定!」

オンライン限定の企画をつくる

リアルイベントだけではなく、オンライン上で参加できる企画を用意する方法も考えられます。

イベント会場へ行けないファンにも参加できる機会を用意できるため、リアルな場所だけに接点を限定しない設計ができます。

実際に、アイドルグループの4周年ライブに合わせてオンラインガチャを実施した事例では、会場に足を運べない遠方のファンからも「ライブには行けないけれど、グッズを通して応援したい」といった反応が寄せられました。
リアルイベントへの参加が難しいファンにもオンラインで楽しめる企画を用意することで、場所にとらわれずファンとの接点をつくることができます。

出典:PR TIMES「1000個以上が即完売!アイドルグループの4周年ライブに導入された“オンラインガチャ”の力とは」

オンラインくじを活用するメリット

オンラインくじをファンマーケティングに取り入れるメリットは、単に商品を販売できることだけではありません。

オンライン上に新しい接点をつくれる

リアルイベントや店舗は、開催場所や営業時間などによって参加できるタイミングが限られます。
オンライン企画を組み合わせることで、リアルとは異なる場所にファンとの接点を設けることができます。

「何が当たる?」という体験をつくれる

一般的なECでは、ユーザーが欲しい商品を選んで購入します。
一方、オンラインくじでは「何が当たるかわからない」というランダム性そのものが体験の一部になります。

商品を販売するだけでなく、参加する時間も含めて楽しめる企画を考えられる点が特徴です。

既存の施策と組み合わせられる

オンラインくじだけですべてのファンマーケティングを行う必要はありません。

  • SNSで企画を告知する
  • イベント会場からQRコードで案内する
  • オンラインくじで限定グッズを展開する

このように、複数の接点を組み合わせることで、一つの流れとして設計できます。

オンラインくじは「単独でファンを増やす仕組み」ではなく、イベントやSNS、グッズ販売など、既存のファン施策に新しい接点を加える選択肢として考えることが大切です。

ファンマーケティングでオンラインくじを活用するときの注意点

オンラインくじを導入すれば、それだけでファンとの関係が深まるわけではありません。
大切なのは、「誰に、どんな体験を提供したいのか」を先に考えることです。

ファンが欲しいものを考える

商品をたくさん用意することよりも、そのコンテンツを好きな人が「参加してみたい」と思える内容になっているかが重要です。
グッズの種類だけでなく、デザインやテーマ、企画全体の見せ方まで含めて設計します。

くじを引いた後まで考える

オンラインくじへの参加だけをゴールにすると、接点はそこで終わってしまいます。
次のイベントを案内する、SNSで新しい企画を知らせるなど、その後にどのような接点を用意するかまで考えておくことが重要です。

ファンの熱量に頼りすぎない

ファン向け施策では、「好きだから何度でも購入してくれる」と考えるのではなく、参加する人が無理なく楽しめる企画設計を意識することも大切です。

▼企画前に確認したいこと

  • 誰に参加してほしい企画なのか
  • ファンが魅力を感じる商品・体験になっているか
  • イベントやSNSなど他の接点とつながっているか
  • 参加後に次の接点が用意されているか
  • 無理なく楽しめる企画設計になっているか

PLAY ECONOMYをファンとの接点づくりに活用

PLAY ECONOMY(プレイエコノミー)は、オンラインくじ・福袋という形で商品や企画を展開できる仕組みです。
ファングッズをオンラインくじとして展開するほか、ライブ会場のQRコードからオンラインくじへ案内したり、スポーツの試合と組み合わせたりと、リアルイベントとオンラインをつなぐ活用ができます。

そのため、オンラインくじを単独で展開するだけではなく、

「イベント会場 × オンラインくじ」
「ファングッズ × オンラインくじ」
「スポーツ × オンラインくじ」

といった形で、既存のファンとの接点に組み合わせて活用することが考えられます。

まとめ

ファンマーケティングでは、一度の購入やイベント参加だけで終わらせず、その後もブランドやコンテンツとの接点をつくっていくことが重要です。

SNSやイベント、グッズ販売などに加え、オンラインくじもファンとの接点をつくる方法のひとつとして活用できます。
特に、ライブやスポーツなどリアルな体験とオンライン企画を組み合わせれば、イベント会場だけに限定されない接点を設計できます。

「どうやって商品を売るか」だけではなく、「ファンが次に楽しめる接点をどうつくるか」という視点でオンラインくじを考えることがポイントです。

PLAY ECONOMYでは、オンラインくじ・福袋を活用し、商品やイベントなどに合わせた企画を検討できます。

「イベントとオンラインくじを組み合わせたい」
「ファン向けならどんな企画ができる?」
「自社のグッズを活用したい」

といった場合は、商品やファン層に合わせて活用方法を検討してみてはいかがでしょうか。